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明日の瞥見
2021年6月26日 Magic: The Gathering
twitchでモダンの配信を眺める日々が続いていたが、1つ気になるデッキがあった。
力線を貼りまくってパーマネントを水増ししつつ、《明日の瞥見》ガチャから《全知》《引き裂かれし永劫、エムラクール》を出すデッキだ。ただし配信者ではなく対戦相手のデッキだったので、詳細がわからなかった。
そんなこんなしてたらちょうど似たようなデッキをtwitterで見かけた。が、全知エムラではなくエレメンタルに特化したデッキだった。
https://twitter.com/rushhhhhh/status/1408273747493232642
個人的にはモダンでオムニテルもどきができる方にロマンを感じていたため、このデッキを参考にしつつ自分で考えてみることにした。
(このデッキの《ゴブリンの闇住まい》で《明日の瞥見》がもう1度遊べるドンなのは本当よく思いついたなと思う。)
結果こんなリストになった。1人回ししかしていないが、結構いいリストになったと思う。
まず、当初考えていたリストではなかなか8枚の続唱カードに辿り着くことができなかった。リビングエンドと違って続唱カードを撃つまでに取れるアクションが限られているためしょうがない。
そこで思い出したのが《予見のスフィンクス》だった。確かスタンダードのファイアーズこと《創案の火》デッキでも4枚積まれていたはず。そしてこれがゲーム開始時にあると大幅に安定した。その後も《否定の力》の餌になったり、最悪ビートダウンしたりと八面六臂の活躍が期待できる。
次に考えたのは《明日の瞥見》の最大効率。つまり3ターン目までにいかにパーマネントを増やすかに焦点を当てた。《波ふるい》と《カルニの庭》は共にパーマネントを2つ増やしてくれるため4枚必須だが、それでは不十分に思えた。ちなみに力線もなくはないが、メインから入れるには潰しが効かないのでなしだと判断した。
しばらく考えてようやく思いついたのが《恋煩いの野獣》だった。続唱対象から外れつつもパーマネントを増やすカードは力線を除いて他に思い浮かばなかった(あったら教えてほしい)。しかもこれなら3ターン目に続唱カードが撃てなくても壁になるので時間を稼げる。
最後に《明日の瞥見》から《全知》が出た後。《全知》だけあっても勝てないのでそこからいかにフィニッシュに持っていくかに焦点を当てた。都合よくエムラクールが手札にあればいいが、そうでない場合は手札に引っ張ってくる必要がある。しかし《全知》が出た後にしか役割が持てないカードをなるべく入れたくなかった。
この問題は《海門修復//再誕の海門》が解決してくれた。土地にもなるため無駄がなく、7マナと重かろうが《全知》前提なので問題ない。そしてカードがたくさん引けるので目的にも合致している。言うことなしだ。
ちなみに土地もフェッチや追加の占術土地を試した結果今の形になった。基本的にノーガードなのでライフは削りたくなく、またこれ以上タップインが増えると2ターン目にアクションが取れず《波ふるい》が撃てなくなったりした。
動きに関しても軽く触れておくが至ってシンプルで、なるべくパーマネントを出しつつ続唱カードを撃つだけである。ただしマリガン判断は厳しめで。ダブマリくらいは大したリスクにならない。あとは実際に回してみると色々な発見があるので、これくらいに留めておこう。
今回デッキを考えていて面白かったのが、デッキを組む上の課題を解決してくれたのがいずれも最近のカードだったということだった。自分はスタンダードをやっていないしこれからもやらないと思うが、知識さえあればこうした閃きに巡り会えることがわかったので、今後もカードリストくらいはきちんと追っておこうと思った。
あとちょうどリアルイベントが7月からようやく再開するそうなので、それまで自分の中で火が消えてなければパーツを揃えてしまうかもしれない。1マナ2/1の猿に¥8,000出すことを考えれば安いものだ。それくらい今回のデッキは気に入っている。
この記事を見て興味をもった人が1人でもいてくれると嬉しい。
力線を貼りまくってパーマネントを水増ししつつ、《明日の瞥見》ガチャから《全知》《引き裂かれし永劫、エムラクール》を出すデッキだ。ただし配信者ではなく対戦相手のデッキだったので、詳細がわからなかった。
そんなこんなしてたらちょうど似たようなデッキをtwitterで見かけた。が、全知エムラではなくエレメンタルに特化したデッキだった。
https://twitter.com/rushhhhhh/status/1408273747493232642
個人的にはモダンでオムニテルもどきができる方にロマンを感じていたため、このデッキを参考にしつつ自分で考えてみることにした。
(このデッキの《ゴブリンの闇住まい》で《明日の瞥見》がもう1度遊べるドンなのは本当よく思いついたなと思う。)
結果こんなリストになった。1人回ししかしていないが、結構いいリストになったと思う。
## クリーチャー
4 《断片無き工作員》
2 《恋煩いの野獣》
4 《予見のスフィンクス》
4 《ゴブリンの闇住まい》
4 《波ふるい》
3 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
## スペル
3 《明日の瞥見》
4 《否定の力》
4 《暴力的な突発》
4 《全知》
## 土地
4 《植物の聖域》
4 《尖塔断の運河》
4 《カルニの庭》
4 《宝石鉱山》
4 《天啓の神殿》
4 《海門修復//再誕の海門》
## サイドボード
《神聖の力線》《虚空の力線》《基盤砕き》などお好みで
まず、当初考えていたリストではなかなか8枚の続唱カードに辿り着くことができなかった。リビングエンドと違って続唱カードを撃つまでに取れるアクションが限られているためしょうがない。
そこで思い出したのが《予見のスフィンクス》だった。確かスタンダードのファイアーズこと《創案の火》デッキでも4枚積まれていたはず。そしてこれがゲーム開始時にあると大幅に安定した。その後も《否定の力》の餌になったり、最悪ビートダウンしたりと八面六臂の活躍が期待できる。
次に考えたのは《明日の瞥見》の最大効率。つまり3ターン目までにいかにパーマネントを増やすかに焦点を当てた。《波ふるい》と《カルニの庭》は共にパーマネントを2つ増やしてくれるため4枚必須だが、それでは不十分に思えた。ちなみに力線もなくはないが、メインから入れるには潰しが効かないのでなしだと判断した。
しばらく考えてようやく思いついたのが《恋煩いの野獣》だった。続唱対象から外れつつもパーマネントを増やすカードは力線を除いて他に思い浮かばなかった(あったら教えてほしい)。しかもこれなら3ターン目に続唱カードが撃てなくても壁になるので時間を稼げる。
最後に《明日の瞥見》から《全知》が出た後。《全知》だけあっても勝てないのでそこからいかにフィニッシュに持っていくかに焦点を当てた。都合よくエムラクールが手札にあればいいが、そうでない場合は手札に引っ張ってくる必要がある。しかし《全知》が出た後にしか役割が持てないカードをなるべく入れたくなかった。
この問題は《海門修復//再誕の海門》が解決してくれた。土地にもなるため無駄がなく、7マナと重かろうが《全知》前提なので問題ない。そしてカードがたくさん引けるので目的にも合致している。言うことなしだ。
ちなみに土地もフェッチや追加の占術土地を試した結果今の形になった。基本的にノーガードなのでライフは削りたくなく、またこれ以上タップインが増えると2ターン目にアクションが取れず《波ふるい》が撃てなくなったりした。
動きに関しても軽く触れておくが至ってシンプルで、なるべくパーマネントを出しつつ続唱カードを撃つだけである。ただしマリガン判断は厳しめで。ダブマリくらいは大したリスクにならない。あとは実際に回してみると色々な発見があるので、これくらいに留めておこう。
今回デッキを考えていて面白かったのが、デッキを組む上の課題を解決してくれたのがいずれも最近のカードだったということだった。自分はスタンダードをやっていないしこれからもやらないと思うが、知識さえあればこうした閃きに巡り会えることがわかったので、今後もカードリストくらいはきちんと追っておこうと思った。
あとちょうどリアルイベントが7月からようやく再開するそうなので、それまで自分の中で火が消えてなければパーツを揃えてしまうかもしれない。1マナ2/1の猿に¥8,000出すことを考えれば安いものだ。それくらい今回のデッキは気に入っている。
この記事を見て興味をもった人が1人でもいてくれると嬉しい。
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